愛犬の尿のph~一日一回の酸性尿~①
- 2013/06/24
- 13:12
愛犬・愛猫の尿のペーハー
気になったことありませんか?
一度尿結石などで病院にかかったことがあるわんこちゃんにゃんこちゃんを子供にもつままさんは、愛犬の尿のペーハーとても気になるものだと思います。
尿石症とは主に2種類にわかれます。
尿石症(尿路結石)とは、尿路である腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石という固形物が形成される病気です。結石の大きさは様々ですが、物理的な刺激により尿路の炎症を起こしたり、尿管や尿道に大きな結石がつまることにより尿が排出できなくなって、尿毒症や膀胱破裂など重篤な病気に発展する場合があります。
○治療法○
尿道が閉塞を起こしている場合などは早急にその閉塞を解除する必要がありますが、通常は内科的に尿石を溶解する方法か、外科的に尿石を摘出する方法を選択することになります。内科的処置は膀胱・尿道の感染を抑える抗生物質の投与、尿酸化剤の投与、尿石溶解用の処方食の給餌によって行われます。外科的処置は内科的処置が無効だった場合、尿路閉塞の早急な解除の必要がある場合、結石が大きくて摘出してしまったほうが早く治癒すると考えられた場合などに選択されます。
内科的・外科的いずれかの処置を選択して尿石がなくなったとしても、適切に予防をしていかないと多くが再発してしまいます。継続的に予防用の食事を与えたり、水分をたくさん取らせて排尿を促進して膀胱に尿をため込まないようにしたりすることが大切です。
尿道結石の種類には「ストルバイト結石」「シュウ酸カルシウム結石」「尿酸塩結石」「シスチン結石」「シリカ結石」などがありますが、このうち犬では「ストラバイト結石」がよく見られます。このストラバイト結石は、細菌性膀胱炎などの尿路感染症が原因で尿がアルカリ化を起こすことにより、形成されると考えられています。
無菌性ストラバイトといって菌が原因ではなく、体質によるものもあります。
予防・改善方法
症状が軽度の場合(結石ではなく結晶のうち)は生活習慣の改善やちょっとした工夫で改善される事もあります。
そうでなく、処方食ばかりに頼ると二次的弊害を招く事もあり得ます。
処方食により、リンやマグネシウムなどのミネラル分を抑え尿のペーハーをアルカリにしない様にし、結石を溶解するのは簡単な事ですが、毎回酸性尿を出すという不自然な排尿を続けるのは動物にとってどうなんでしょう?
長期に渡り、ストラバイトの予防・治療の為の処方食を食べている子に多い『シュウ酸カルシウム結石』は尿のペーハーが常に酸性下にあることでカルシウムが結石化することで起きてしまいます。
まず、人間を含め動物の尿とはそもそもどんなものか?
ペーハーは常に弱酸性、酸性の尿が出ているわけではありません。
めまぐるしくペーハーを変えている。これが私たち動物の本当の尿の姿です。
ストラバイトなどで細菌感染により尿がアルカリ化してしまうこともありますが、基本アルカリ~酸性様々な尿が出ていることが大切です。
健康なわんこにゃんこ人間みんないろんなペーハーの尿を出すのは当たり前なことなのですが・・・
ストラバイト尿結石を抱える子は、やはり酸性~弱酸性尿を一日に1回でも出したいですね。
もちろん健康なわんこにゃんこも同じ事。予防が大切です。
○どうやって酸性尿を出すの?○
一日一回の激しい運動(はぁはぁ言うぐらい激しく!が望ましい)
酸性食品の摂取(シーズー・シュナウザーは体質上結石になりやすく、無菌性の場合が多いよう。一度ストラバイトを抱えたことのある子は、手作り食などでアルカリ性食品(野菜など)を控えた食事を心がけましょう。)
ビタミンcの摂取(ビタミンcは水溶性。尿を酸性にするので一日に1回はサプリメントで酸性尿を出すことができるのではないでしょうか?)
クランベリーのサプリメント(尿中pHを酸性に保ち、細菌の付着や増殖を抑えるのでお勧めです。昔から尿路感染症の予防として人間にも使われてきたものです。)
水分摂取
以上。
長くいろいろと書きましたが・・・。これはあくまで個人的な意見です。
石が詰まって尿が出ない!
とまではいっていないのであれば、、、、、
『一日一回は酸性尿を出せばいいわ~^^アルカリ尿の時にちょっと結晶が出るのはあたりまえ♪次、酸性尿で溶けるわよ~♪』ぐらいの軽い気持ちでやっても大丈夫なのでは?な~んて思ってるんです。
わがやのかい坊もたまにおちっこをキラッとさせることがあるんです。

でも、そんな時は『アルカリ尿かしら』と思い次の食事の野菜を極少量にし、肉を増やし、ネトルを食事に入れる。
『大丈夫でしょ』とこれでやり過ごしてきました。
とにかくおちっこを大量にさせてジャばジャばと出してしまうのが一番。
痛がらず、おしっこができていれば・・・
とりあえず私があげたような予防・改善方法で一度試してみるのもアリかもです☆
痛くて痛くておしっこが出ない!なんて時は即座に病院にかけこんでくださいね!
酸性の食事が・・・な~んて言ってる暇はありません。尿毒症をおこしかねません。
長くなったので
愛犬の尿のph~一日一回の酸性尿~②で、実際の尿のペーハーを測った写真をアップします。
気になったことありませんか?
一度尿結石などで病院にかかったことがあるわんこちゃんにゃんこちゃんを子供にもつままさんは、愛犬の尿のペーハーとても気になるものだと思います。
尿石症とは主に2種類にわかれます。
尿石症(尿路結石)とは、尿路である腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石という固形物が形成される病気です。結石の大きさは様々ですが、物理的な刺激により尿路の炎症を起こしたり、尿管や尿道に大きな結石がつまることにより尿が排出できなくなって、尿毒症や膀胱破裂など重篤な病気に発展する場合があります。
○治療法○
尿道が閉塞を起こしている場合などは早急にその閉塞を解除する必要がありますが、通常は内科的に尿石を溶解する方法か、外科的に尿石を摘出する方法を選択することになります。内科的処置は膀胱・尿道の感染を抑える抗生物質の投与、尿酸化剤の投与、尿石溶解用の処方食の給餌によって行われます。外科的処置は内科的処置が無効だった場合、尿路閉塞の早急な解除の必要がある場合、結石が大きくて摘出してしまったほうが早く治癒すると考えられた場合などに選択されます。
内科的・外科的いずれかの処置を選択して尿石がなくなったとしても、適切に予防をしていかないと多くが再発してしまいます。継続的に予防用の食事を与えたり、水分をたくさん取らせて排尿を促進して膀胱に尿をため込まないようにしたりすることが大切です。
尿道結石の種類には「ストルバイト結石」「シュウ酸カルシウム結石」「尿酸塩結石」「シスチン結石」「シリカ結石」などがありますが、このうち犬では「ストラバイト結石」がよく見られます。このストラバイト結石は、細菌性膀胱炎などの尿路感染症が原因で尿がアルカリ化を起こすことにより、形成されると考えられています。
無菌性ストラバイトといって菌が原因ではなく、体質によるものもあります。
予防・改善方法
症状が軽度の場合(結石ではなく結晶のうち)は生活習慣の改善やちょっとした工夫で改善される事もあります。
そうでなく、処方食ばかりに頼ると二次的弊害を招く事もあり得ます。
処方食により、リンやマグネシウムなどのミネラル分を抑え尿のペーハーをアルカリにしない様にし、結石を溶解するのは簡単な事ですが、毎回酸性尿を出すという不自然な排尿を続けるのは動物にとってどうなんでしょう?
長期に渡り、ストラバイトの予防・治療の為の処方食を食べている子に多い『シュウ酸カルシウム結石』は尿のペーハーが常に酸性下にあることでカルシウムが結石化することで起きてしまいます。
まず、人間を含め動物の尿とはそもそもどんなものか?
ペーハーは常に弱酸性、酸性の尿が出ているわけではありません。
めまぐるしくペーハーを変えている。これが私たち動物の本当の尿の姿です。
ストラバイトなどで細菌感染により尿がアルカリ化してしまうこともありますが、基本アルカリ~酸性様々な尿が出ていることが大切です。
健康なわんこにゃんこ人間みんないろんなペーハーの尿を出すのは当たり前なことなのですが・・・
ストラバイト尿結石を抱える子は、やはり酸性~弱酸性尿を一日に1回でも出したいですね。
もちろん健康なわんこにゃんこも同じ事。予防が大切です。
○どうやって酸性尿を出すの?○
一日一回の激しい運動(はぁはぁ言うぐらい激しく!が望ましい)
酸性食品の摂取(シーズー・シュナウザーは体質上結石になりやすく、無菌性の場合が多いよう。一度ストラバイトを抱えたことのある子は、手作り食などでアルカリ性食品(野菜など)を控えた食事を心がけましょう。)
ビタミンcの摂取(ビタミンcは水溶性。尿を酸性にするので一日に1回はサプリメントで酸性尿を出すことができるのではないでしょうか?)
クランベリーのサプリメント(尿中pHを酸性に保ち、細菌の付着や増殖を抑えるのでお勧めです。昔から尿路感染症の予防として人間にも使われてきたものです。)
水分摂取
以上。
長くいろいろと書きましたが・・・。これはあくまで個人的な意見です。
石が詰まって尿が出ない!
とまではいっていないのであれば、、、、、
『一日一回は酸性尿を出せばいいわ~^^アルカリ尿の時にちょっと結晶が出るのはあたりまえ♪次、酸性尿で溶けるわよ~♪』ぐらいの軽い気持ちでやっても大丈夫なのでは?な~んて思ってるんです。
わがやのかい坊もたまにおちっこをキラッとさせることがあるんです。

でも、そんな時は『アルカリ尿かしら』と思い次の食事の野菜を極少量にし、肉を増やし、ネトルを食事に入れる。
『大丈夫でしょ』とこれでやり過ごしてきました。
とにかくおちっこを大量にさせてジャばジャばと出してしまうのが一番。
痛がらず、おしっこができていれば・・・
とりあえず私があげたような予防・改善方法で一度試してみるのもアリかもです☆
痛くて痛くておしっこが出ない!なんて時は即座に病院にかけこんでくださいね!
酸性の食事が・・・な~んて言ってる暇はありません。尿毒症をおこしかねません。
長くなったので
愛犬の尿のph~一日一回の酸性尿~②で、実際の尿のペーハーを測った写真をアップします。
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