犬がブラッシングをさせてくれない理由
- 2016/12/23
- 23:05
うちの子は、ブラッシングが苦手でなかなかさせてくれません!
そんなお話をよく耳にします。
そういう場合は、手足に毛玉やもつれが多くできた状態でご来店されることが多いのも事実です。
そうでなくても、私達プロがブラッシング、またはブローするときも手や足を隠そうとする。
なんでだろう?
それの多くの原因は、犬が、ブラッシングされることは『嫌なこと』だと思っていることが多いようです。
では、『嫌だ』と思うのはどんな時だろう?
自分に置き換えてみてください。
痛い
怖い
この感情や思いがあることって、人間でも逃げたくなりませんか?
そして、逃げれるものなら逃げる。
あたりまえです。
更には、逃げることに成功し、且つ、『逃げ方』を覚えると、『恐怖や痛み』から逃げる行為を学習します。
生き物とはそんなもんです。
犬の場合は、喋って回避することができないから
噛む
ジタバタする
という方法で『痛みや恐怖から逃れようとする』
ただ、それだけなのかもしれません。
そして、逃げることで嫌なことから回避することが成功したら、その行動を繰り返します。
だから、ブラッシング苦手の子には、そもそもそうなってしまった原因の『痛みや恐怖』というものを感じないようにしてあげるのが大切ですね(^^)
恐怖心の拭い方は、少し勉強する必要があるかもしれませんが、
痛みの拭い方は簡単です。
『トリミングから帰って来たその日(毛がサラサラでもつれてないとき)に、撫でるようにブラッシングする』から始めてください。
もつれや毛玉ができてから、それをときほぐそうとするから、痛いのかもしれません。
そこまでなってしまったら、トリマーさんにおまかせするという方が無難なこともあるのも事実ですね♪
『痛い思いをさせない。』
やってみてください。
あとは、きちんと習うことも大切です。
来年1月には、ご家庭でできるお手入れのお勉強会をやりたいと思っています。
詳しくは店頭でお問い合わせくださいね(^^)
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